かしのたかひと 樫野孝人 一人ひとりの志が神戸を創る

ホーム構想と公約7つのビジョン:6 誰もが安心して暮らせ、いのちを大切にする街

7つのビジョン6誰もが安心して暮らせ、いのちを大切にする街

高齢化社会を迎え、安心安全で、地域のつながりがあり、多くの人と交流でき、社会的に弱い立場の方々を支援し、共に助け合うことがますます重要になってくると思います。  更に人と全ての生き物、自然がお互いに大切にしあえる環境づくりが、これからの街づくりには求められるのではないでしょうか。そんな優しい街づくりを神戸は目指していきたいと思います。

【1】3人に1人が癌で亡くなる時代。癌対策を充実させます。

癌対策は何よりその早期発見が重要です。市民のがん検診の啓蒙と受診率の向上に努めます。また、神戸低侵襲がん医療センターの物理的治療法だけでなく、抗体医薬を使った免疫療法的ながん治療の研究を積極的に進めるための研究機関ならびに新薬開発に取り組む大手製薬企業の誘致を日本版NIHの神戸誘致活動と連動させて神戸をがん治療とがんの撲滅に取り組む世界最先端の都市にしていきます。

【2】母子・父子家庭が働きやすく、子育てしやすい環境づくりを進めます。

母子・父子家庭においては、なによりもお母さん・お父さんが安心して仕事ができる環境づくりが必要です。そのために、保育所の受け入れ態勢を充実させ待機児童ゼロを実現させるほか、学童保育の対象を小学6年生までに拡大するとともに、19時までの時間延長も実現させます。

【3】障がいを持つ方々に対して、細やかな対応ができる支援体制を構築します。

障がい者の方が、家族から自立したり施設から出たりすることを可能にするための住宅保障やその相談体制をつくります。さらに、障がい者の方が働く小規模作業所に対する補助制度の運用の柔軟性をアップさせます。また、通学や買い物などの時の外出手段のサポートができるよう地域ごとで支援バスの運行ができるように、NPO法人などと協力していきます。老齢者の方に対しても同じような適用を図っていきます。

【4】不妊治療への支援など子どもを産みやすい環境を整えます。

子どもが生まれてからの支援だけでなく、生まれるまでの支援も充実させるべきです。たとえば、経済的に大きな負担となりかねない不妊治療への支援体制の充実があります。特定不妊治療費の上乗せを行うなど子どもを産みやすい環境づくりをしていきます。また、子どもが生まれてからの政策も含めてこれらを全国に広くPRし、神戸なら安心して子どもを産むことができると実感していただくことが必要であると考えます。

【5】中学3年生までの医療費を無料にします。

中学3年生までの医療費無料化は、東京23区だけでなく、大阪市、西宮市、明石市姫路市など、近隣都市でもすでに実施されています。これらの他市と同等またはそれ以上の子ども医療サービスを実現・充実していくのは当然の施策と考えます。

【6】市営地下鉄、市バス、ポートライナー、六甲ライナーの運賃を値下げし、南北交通の充実を進め、私鉄各社との連携を進めます。

市営地下鉄の民営化を実現するほか、市バス、ポートライナー、六甲ライナーの経営状況を見える化して経営の効率化を図るとともに、終電・終バスの延長を行うなどして利便性を高め、利用客数の増加につなげます。また私鉄各社と連携して初乗り運賃の軽減を図ります。そうすることで、運賃値下げを実現し、現在利用者の方々が強いられている大きな負担の軽減に努め、南北交通の充実を図ります。敬老パスはもちろん維持します。

【7】失業された方の相談窓口を区役所が一次受けし、就労支援と生活支援をワンストップで行うサービスを構築します。

雇用の流動化に伴い、誰もが失業のリスクを抱える時代において、セーフティネットを設けることこそが行政の役割であると考えています。そこで、県とハローワークと連携し、就労支援と生活支援をワンストップで行うサービスを区役所に設けることを目指します。新潟市では同様の制度が、ワークポート新潟の名称ですでに始まっています。

【8】耐震化へのスピードアップ、公共インフラの維持管理に力を入れます。

阪神淡路大震災を経験した神戸は、耐震化、公共インフラの重要性を市民が身をもって感じることになりました。その特徴をむしろ活かし、耐震化や公共インフラの整備が進み、市民が日本一安全に暮らせる街になることを目指します。

【9】神戸が持つ自然環境/景観を次世代に守り、承継するため、景観法を活用します。

「梅は岡本、生田の桜、松は兵庫の湊川」という歌に表されるように、神戸は古くから自然豊かな街とされてきました。市街地から山にも海にも徒歩で行けるほか、すぐ近くに六甲山や摩耶山の緑があり、須磨や舞子の白砂青松があるという自然環境に恵まれています。もとからあった自然環境をしっかり守り、次世代に伝えていきます。街から山と海が見える環境を確保するため、高層ビルを林立させずに、自然環境を守りつつ、その魅力をアピールし、人を呼び込んでいきたいと思います。

【10】動物愛護・殺処分ゼロを目指します。

ペットの不妊去勢手術費用への助成拡大をおこない、飼主の自覚を促し命が大切にされる街を目指します。 個人・獣医師・民間団体などと連携を強化し、地域猫などの取組をサポートし、小さな命、身近な命を大切にします。里親制度を充実させ、身近な動物と共に暮らせる社会をつくります。災害時におけるペットの避難対策として、動物救護体制の整備、動物救護施設の設置などを進めます。

【11】形骸化した中小企業支援に、プロを入れて機能させます。

その中小企業にどういった強みがあるのか、またどういった弱みがあるのか、プロの目利きをもとにした支援を行わなければ、中小企業支援は単なるバラマキになります。神戸の産業全体を発展させるには何が求められるかという視点から、中小企業支援を充実させていきます。また、地域の個店や小規模事業者を地域経済振興に位置づける「中小企業地域経済振興条例」や、小規模な工事を希望する方を登録し、市内事業者の受注機会を拡大する「小規模工事請負希望者登録制度」を制定します。
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