かしの通信142号
「3年目は建設常任委員会」7月
2017年7月24日
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かしの通信142号
「3年目は建設常任委員会」7月
兵庫県議会議員
神戸志民党 党首 樫野孝人
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1、古民家再生における民間企業の力
カンブリア宮殿にも出演したバリューマネジメント他力野社長をお呼びし、講演会を開催しました。
なるほど!と思ったのが「一戸の再生だと採算が合わないが、何戸かまとめて再生できると、分割された旅館のような運営ができる。街中道路が旅館内通路、飲食店を旅館内食事処に見立てて、街全体を活かしたいと考えている」という戦略。
ノスタルジーだけで存続しても維持費を税金で賄えない時代がくることを考えると、民間企業による重要文化財の維持管理は今後ますます重要性が高まるように思います。
もう一点は人の問題。
個人が古民家再生を頑張っても、人を雇うのはハードルが高いです。ましてや他府県からUJIターンしてもらおうとすると、雇用条件や環境適合など難しい点が多々有ります。
ところが民間企業の場合、都会の社員を「人事異動」で立ち上げスタッフとして地方に送り込み、そのまま定着させるスタッフもいれば、業績が伸びて現地採用する場合もあります。「新たな雇用をスムーズに増やす」という観点でも古民家再生を民間企業が手がける効能は大きいと感じました。
日本は5つ星ホテルが世界的に見ても少ない状態。
スタートは「ややお高め」のホテルや旅館へ再生しながら、徐々にリーズナブルな価格帯の再生案件に移行するよう、土地利用の規制緩和や地元の協力を得るための支援など進めるべきだと思いました。
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2、議員3年目は建設常任委員会
県政の中でも予算が多い、道路・河川・空港・港湾など「いわゆる公共事業」を管轄する建設常任委員会に所属することになりました。
早速、外部有識者による「今後30年の道路のあり方委員会」に参加してみましたが、その中で大学教授の指摘がとても勉強になりました。
「なぜ30年なのか?」「最終形はあるのか?」などなど詳しくは下記をお読みいただければと思いますが、現状課題の解決型で道路を考えると終わりがなくなるのは確かです
人口減少社会の最適な解を探していきたいと思います。
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3、8月の活動予定
(県議会)
8月7日・8日 政務調査会
8月16日 建設常任委員会
8月29日・30日・31日 建設常任委員会 管内調査(但馬丹波)
(出前県政相談)
8月3日(木)17時30分から18時30分 @妙法寺駅
8月10日(木)17時30分から18時30分 @JR須磨駅北側
8月24日(木)18時から19時 @名谷駅パティオ側
(講演)
8月5日(土)京都党 第二期政治塾 講師
http://clk.nxlk.jp/BFWPP8pI
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4、地域政党サミット@神戸のお知らせ
8月27日(日)15時から17時 (予定)で、第5回地域政党サミットを神戸で開催します。
詳細はあらためてご案内いたしますが、各地の行政改革や地域活性化の事例を共有したいと思っています。
都議選で大勝利した都民ファーストの会も勉強材料にしたいと思います。
どうぞご期待ください!
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5、このままでは終わらせない! 港島不明朗補助金問題
(神戸をよくする会からのお知らせ)
港島不明朗補助金問題の再調査を求める請願署名では、多くの方にご協力をいただきましたが、「不採択」という結果でした。
また、市民オンブズマンによる住民監査請求も却下されました。
このまま終わらせてよいのでしょうか?
今回は、市民オンブズマン兵庫の森池代表、請願にご尽力いただいた議員の方々をお招きし、市民として今後何ができるのか、みなさんと話し合いたいと思います。
多くの方のご参加を、お待ちしております。
「このままでは終わらせない!港島不明朗補助金問題」
日時:8月5日(土)14〜16時
場所:兵庫勤労市民センター(兵庫区羽坂通4丁目1番1号)JR兵庫駅北側
参加費:200円(資料代)
主催:神戸をよくする会
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。