7つのビジョン安全な食とエネルギーの街
神戸はさいわいにして、地元の食材にめぐまれており、また豊かな食文化が根付いています。また、大きな発電能力をもつ神鋼火力発電所があるほか、豊かな陽光と海があり自然エネルギーを享受する環境に恵まれています。
食もエネルギーも安全に地産地消できる、そんな街を目指したいと思います。
【1】太陽光パネル設置補助金を継続的に実施し、自然エネルギーを高めていきます。
福島原子力発電所の原発事故が契機になって、自然エネルギーの重要性がとなえられています。神戸市では、太陽光パネル設置補助金を継続させ、太陽光パネルの普及について、日本有数の都市になることを目指します。
【2】火力&自然エネルギー産業を振興し、原発エネルギーに頼らない街づくりを進めます。
神戸には神鋼火力発電所があり、神戸市のピーク時における電力需要の70%をカバーできる能力があります。この火力発電所の力と、遊休地への太陽光パネルの設置を進めるなど、自然エネルギーの利用を促進すれば、原発への依存度を下げることができます。脱原発依存の姿勢で臨みたいと考えています。
【3】食の地産地消を推進します。
神戸は、都市部の近くに、広い海と広い農地面積があります。地元で収穫された農作物、地元でとれた魚ならば安心して食べることができます。神戸の産品だけでなく、明石のタコ、淡路島のたまねぎなど、兵庫県内の他都市とも連携し、食の地産地消を目指します。さらに、こうした地元の安全な食を、日本全国や世界に発信していきます。
【4】各学校に放射線検査器を導入します。
すでに近隣他都市では実践されているように、神戸においても、給食の食材が放射性物質で汚染されていないか事前計測したり、家庭の食材も検査できるように放射線検査器を導入したりしていきたいと考えています。そして食の安全において神戸の基準がスタンダードになることを目指します。