重元 勝さん 東灘区・昭和19年生まれ

世代を超えた地域のリーダー

森林ボランティアのJUON(樹恩)ネットワークの理事を初め、地域の防災・防犯活動などボランティア活動や青少年の育成に携わる重元さん。コープこうべを退社後、食糧問題や環境問題への関心から現役時代にも増して積極的に地域に関わっている。「阪神・淡路大震災で、食料の自給率や防災などの問題に取り組んだ経験から、今、必要だと思うことをやらせてもらってます」と語る。名刺には「コーディネイト研究所」を掲げ「単に勉強した知識だけでなく、どうアクションに繋げていくかが大切」と、地域や人を結びつけることもライフワークのひとつに。包容力のある人柄に若い世代からアドバイスを求められることも多いという。「ここ2~3年、自分の考えをしっかり持って、今までとは違う生き方を目指す人が増えています。社会的課題に挑戦する人としてのあり方、生き方を応援したい」と包み込むような笑顔で世代を超えたリーダーシップを発揮する。

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