【神戸ひとマガジン】裕ちゃんを探せ！

トアギャラリーにて。

これからも好きなものを描いていきたい

美しいパステル画を描く「ノンノン」こと則予さん。40代の頃、新しいことにチャレンジしたいと習い始めた絵画は、気がつけば30数年。試行錯誤しながら、ソフトなパステルの画風を作り上げた。今年5月、五年ぶりに開いた個展には、海外旅行で訪れた国々の風景の油彩や、身近な花や果物をパステルに託した作品が並んだ。どの作品も、題材を愛おしむようなやさしさを感じる。親しい友人からは「ノンノン」らしい作品展だね、との評。子どもや孫とともに訪れる知人や、遠方からの懐かしい友人に久しぶりに会い、うれしい一週間となった。「こうしてみんなに会えることが何よりの楽しみ。元気に生きていたら、また５年後に個展を開こうかしら」と、にこやかに語ってくれた。