【神戸ひとマガジン】裕ちゃんを探せ！

「和の心」を次世代に…山水流舞踊家元

山水流は、詩舞・剣舞・新日本舞踊を融合した詩舞。昭和45年に隆京さんの夫・山水隆丞さんが、神戸布引で創流した。伝統芸能の中に新しい創作舞踊を取り入れ「一の谷合戦」「大楠公～湊川の戦い～」など数々の舞台を披露している。流儀のパートナーとして、嫁として、四男一女の母として、共に歩んできた隆京さん。三年前、隆丞さんが他界、家元を継承することに。ご苦労もあったと思うが「何事も必ずできるという気持ちで取り組むと、自然と結果も付いてくるものね」とにこやかに語る。現在、三男、四男が副家元として受け継ぎ、お孫さんと共に舞台に立つことが何よりの喜びである。